超絶技巧 ヴィオリスト マイテ・スーク

マイテ・スーク
Aliud/ACD HH 046-2

ヴィオラ小品集

サラサーテ:カルメン幻想曲 op.25
ハルヴォルセン:パッサカリア(ヴィオラ・ソロ)
ハルヴォルセン:パッサカリア(ヴィオラとチェロのための)
パガニーニ:奇想曲第4番
パガニーニ:奇想曲第6番
パガニーニ:奇想曲第7番
パガニーニ:奇想曲第11番
パガニーニ:奇想曲第24番
パガニーニ:ラ・カンパネラ

ヴィオラ:マイテ・スーク(Màtè Szücs ) ピアノ:ダニエル・ブルメンタール
チェロ:ラースロー・フェニェー

録音:2008年4月、8月、11月、12月

これはこれまでのヴィオラのイメージを全く覆すCDですね。いぶし銀などと言われて、良く言えば渋い、悪く言えば鈍重な音なのがヴィオラのイメージだと思うのです。ですが、このCDの演奏者マイテ・スークの演奏を聴くと、その切れ味、音のスピード感に舌を巻きます。

収録された作品は一般的にヴァイオリンの超絶技巧作品として知られているものばかりで、ヴァイオリンで弾くのも難しいとされるものばかりですが、マイテ・スークはどれも易々とヴィオラで弾いてしまいます。軽やかに繰り広げられる超絶技巧のオンパレードに口をあんぐりです。とにかく聴いてみてください。
いったいこれは何者かと思ったのですが、マイテ・スーク2010年よりベルリンフィルの首席奏者となったそうで、やはり只者ではなかったわけです。それにしても、こんな奏者がいるわけですからベルリンフィルが上手いのは当たり前ですね。

楽器については残念ながらライナーノーツに記載は無く、チェロ奏者のラースロー・フェニェーがMatteo Goffriller 1695 を使用しているとの記述があるのみでした。

 

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