ブラームス ヴィオラ・ソナタ ロジャー・チェイス

ロジャー・チェイス
CRC 3063

ブラームス ヴィオラ・ソナタ ロジャー・チェイス


ブラームス:
ヴィオラ・ソナタ(ヴァイオリンソナタ第2番の編曲)
ヴィオラ・ソナタ第1番
ヴィオラ・ソナタ第2番

ヴィオラ:ロジャー・チェイス ピアノ:大滝美知子

使用楽器:Domenico Montagnana 1717
録音:2007年 5月

これはヴィオラの素晴らしい響きをたっぷりと味わうことのできるCDです。これぞ理想的なヴィオラのサウンドと言えるでしょう。柔らかでしっかりとした厚みがあって適度の脂が乗っている、そんなリッチな響きだと思います。
ロ ジャー・チェイスの名は恥ずかしながら不勉強でこれまで知りませんでした。名手ライオネル・ターティスの使用していたDomenico Montagnana 1717を弾いているということでこのCDに着目して聴いてみましたが、楽器だけでなくその腕前も大変素晴らしいものでした。
なめらかでしなやかなフレージング、重厚で温かみのある低音域。ゆったりと間を取った曲の運び方等々ブラームスのソナタを聴くのに彼の演奏はまさに理想的と言えると思います。
ロジャー・チェイスはロンドン生まれ。英国王立音楽大学にてバーナード・ショア、カナダにてスティーヴン・シュタリクに師事しました。
デ ビュー公演はイギリス室内管弦楽団と共演、ロイヤル・アルバート・ホールでのプロムナード・コンサートではソリストとして出演。また、スヒーアモニック オーフ(オランダ)、コンソナンス(フランス)、カザルマッジョーレ(イタリア)、米ボードイン音楽祭等数々の音楽祭にて演奏・指導にあたっています。ナッシュ・アンサンブルに20年間在籍する傍ら、ロンドン・シンフォニエッタ、ロンドン室内管弦楽団他、多数の楽団に所属。英国音楽王立大学、ギルドホー ルスクール、王立ノーザン音楽大学、オベリン大学で教鞭を取り、現在はルーズベルト大学教授。

ブラームスのソナタは最初クラリネットソナタとして作曲されたものを作曲者自身がヴィオラ用に編曲したものですが、ヴィオラオリジナルと言っても良いほど何の違和感もなく聴けますね。このCDではヴァイオリンソナタ第2番をチェイス自身がヴィオラ用に編曲して弾いていますが、確かにこのソナタは3曲のソナタの中では最もヴィオラに向いていそうな楽想ですね。こちらも原曲を知らなければオリジナル曲と間違うほどフィットしています。リサイタル等でもっと弾かれてもよさそうな気がいたします。

 

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